【連載】「ウノウラボ」の秘密 ウノウ株式会社 インタビュー - 第8回 まとめ:社内に成長サイクルを作るには?
2010年02月06日

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2009年11月27日 00:24
先日参加したイベントで、都内某大学の学生さん(4年生)とお会いしました。
私も知っているベンチャー企業でインターンをされているとのことで、ご縁を感じていろいろお話していたところ、なんと決まっていた内定を断って、しばらくフラフラするつもりだとのこと。
どうして就職しないんですか?と聞いてみると、だって幸せじゃなさそうだから、という答え。周りと同じように大手に就職して、なんだかんだ周りに気を使いながら決められた仕事をする、というのが、インターン先でいろいろ勉強するにつれて、なんだかバカバカしくなってきたそうです。とりあえず見聞を広めるためにあちこちフラフラしてみます、という彼は、きっと学生さんの中ではかなり珍しいタイプなのでしょう。
いちばん印象的だったのは、彼が、リクルート社に問題意識を持っていたことでした。
俺、リクルートが嫌いなんです。悪い会社、ブラック企業も普通に紹介している。そこに書いてあることを信じて学生が入社して後悔したり、人生に行き詰っても、リクルートは痛くもかゆくもない。就職だけじゃなく、ホットペッパーもそうです。書いてある情報に責任を持ってないから。
うーん、まあでもそれが広告ってモノの仕組みだし、広告を見た人が自分で選べる余地はあるわけだし、そもそも就職という分野に広告の手法を持ち込んで、幅広い選択肢を可視化したリクルートは画期的だったのでは。リクルートの目線でいい会社を選んで紹介するのもおかしいし・・・
ということももちろんできます。というか、喉まで出かかりました。
でも、彼のその問題意識は、きっと彼にとってとても大事なもので、彼本人の将来に関する判断のよりどころになっているはずで、そこに一般常識的なコメントをするのは、なんだか軽すぎるように思いました。
そして、それ以上に、その意見は、広告というモデルが最初から抱えていて、最近明らかになりつつある「限界」を、消費者の目から、ずばりいいあらわしているなという、共感も覚えたのです。
広告の問題について私などが書く必要はないと思いますが、ひとことでいえば、第三者が「売る」という目的で介入する広告は、物事を、時には鮮烈に魅せてくれるけれど、時には捻じ曲げてしまい、特に大きな意思決定に及ぼす影響が問題視されてきている、ということではないかと思います。それを乗り越えるためには、「選ぶ人」と「選ばれるもの」の間に介在するものをできる限り少なくして、かつそれを必要としている人に情報を伝えられるような(つまり今までの広告の概念を超えた)新しい仕組みが必要なのでしょう。
もちろん、(弊社を含めて)いろんな人がいろんな試みをしている分野で、広告がこれからどうなっていくかはわかりません。でも、少なくとも彼がとった、「しばらくフラフラして見聞を広めてみる」という方法は、正しいように思えます。なぜなら、それは「選ぶ人」である彼が、社会というものと直接、間に介在するものなく接しながら、「選ばれるもの=自分の未来」を模索するということだから。大変な選択ではあるけれど、いつか彼にとって良い意思決定につながる可能性がきっと高いことでしょう。
「地方と都市の格差をなくしたいんです」と熱く語っていた彼。いつかその夢を実現できますように!お互いがんばりましょう。
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メンバー紹介
かさぎ
約10年前、新卒で入社した大手企業ではどうしても自分の居場所が見つけられず、「このままでは自分がだめになってしまう...
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