株式会社ヌーラボ/便利!【Web上で図の作成とリアルタイムコラボレーション Cacoo】
2010年02月16日
F-Questは、IT系のベンチャー企業に特化して、企業ブログやTwitterなど、ソーシャルメディアを通じた採用をお手伝いしています。
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2009年09月10日 23:27
代表笠木がお会いした、採用成功企業への突撃インタビュー第一弾です!
株式会社ビープラウドさん(以下「BP」)は、恵比寿にある急成長中の開発会社さん。Pythonでの開発と、手厚い人事システムや成長できる環境で、ユーザー企業からもエンジニアからも熱い視線を集めています。「自分自身、そしてその周囲の人たちに対して誇りを持ち、誇りを持って仕事にのぞんでいる人が集まっている会社になってほしい」という想いをこめて、2006年に設立されました。
そんなBPの佐藤社長から、「最近、優秀な人材を立て続けに採用できているんです」と聞き、さっそく、インタビューをさせていただきました!
最初はごく一般的な受託開発を行っていたBPが、Pythonという方向性を見出したのは、実は採用活動がきっかけでした。IT業界全体が好況に沸く中、「駆け出しのベンチャーであるBPは、今後どうやったら優秀な人材を発掘し、採用できるだろうか?」と考えたのが、すべてのはじまりでした、と佐藤社長はおっしゃいます。
「ブランディング」や「優秀な人材の採用」に悩むベンチャー企業は必読です!
BPが、ベンチャー採用の常道である「ツテ採用」に限界を感じ、体系的な採用の必要性を感じ始めたのが、2007年の終わりでした。採用をしたいときには、求人広告を出すのが一般的。ところが、BPは最初から、求人広告という手段を却下します。
「求人広告を出しても、予算の大きな大手には絶対に勝てない。大切な資金をつぎ込んで、ウチが採用できるのはせいぜい一人。そんなコスト対効果の低い採用活動は意味がない。」
それなら、どうするか?佐藤社長が参考にしたのが、甲子園に出場する新鋭高校のやり方でした。
新鋭の高校が甲子園出場を目指そうとするとき、決して、広告を出して生徒を募集するやり方はしません。(そんなことをしても、質のいい生徒は集まりません。)そうではなくて、良い監督、良い施設など、まず環境を用意するのが、常套手段。すると、宣伝しなくても、野球に意欲のある生徒がウワサを聞きつけ て、向こうから集まってくれるのです。
佐藤社長はこのやり方にヒントを得て、
「要は、「器」を作ることだ。エンジニアが入りたくなる器を作ることで、求人広告を出さなくても、良いエンジニアが自ら来てくれるようになるはずだ!」
という仮説を立てたのです。
一方、BPが欲しいエンジニアは、いわゆる「サラリーマンSE」ではないことがはっきりしていました。サラリーマンSEとは、仕事でしか技術に触れない、与えられた仕事をこなすことしかしないなど、エンジニアとして向上心があまりない人のことです。BPが一緒に働きたいのは、それとは反対の、プログラミング が趣味といえるほどに好きで、自分の幅を広げることに熱心な、向上心の高いエンジニアでした。
しかし、BPが得意とするJavaは求人数もエンジニア数も多い、最も一般的な言語です。よく考えてみると、BPがJavaエンジニアを募集しても、
という事態になり、向上心の高いエンジニアを採用できないことが予想されました。
ベンチャーであるBPには、もはや一般的になりすぎている「Java」というプログラミング言語でいいエンジニアを採用し、会社を発展させるのは難しいのではないか…。
佐藤社長は、次第にその思いを強くしていったと言います。
求人広告は使わない。かといってコストはかけられない。更に、Javaエンジニアという枠組みでは、いい人は採用できないかもしれない…。
BPが提供できる、優秀なエンジニアが魅力を感じるような「器」、つまり「環境」は、いったい何なのか?
答えを探し、悩んでいる佐藤社長にCTOが提案したのが、「企業向けのシステム開発に向いている」と以前から目をつけていた Pythonでした。
当時Pythonは、コミュニティがいくつも立ち上がっていて、興味を持つエンジニアも多いにもかかわらず、仕事で使っている人はほとんどいませんでした。つまり、当時Pythonを勉強している人たちは、新しい技術への感度が高く、かつ土日を使って趣味の延長としてプログラミングしたり勉強会に参加する、向上心の強い人の集団だったのです。
勉強会に参加し、数十人のエンジニアたちがイキイキとPythonに触れている様子を目の当たりにした瞬間、佐藤社長は「BPはPythonでいく」と決心したといいます。タイミングよく、googleがPythonを採用するというニュースも飛び込み、これから注目を浴びるに違いないという読みも重なります。
「BeProudはPythonをやります」と宣言してから4か月。最初の手ごたえがありました。
Pythonのコミュニティから、BPへの転職を希望するエンジニアを紹介されたのです。それを皮切りに少しずつ応募が増え、今やBlogやTwitterで告知するだけで、向上心の強い、BPが欲しいタイプのエンジニアからの応募が十分集まると言います。
宣言した当時は、まだPythonの実績があまりなかったBP。特に広告を打つわけでもなく、Twitterやコミュニティ活動を通じてPythonでの将来を模索しながら人材を獲得し、その人材を糧にお客様にもPythonでの開発を提案して、少しずつ実績を積み重ねていきました。そして、その実績が魅力となって、また良い人材からの応募があり、案件を獲得して・・・という、好循環が生まれたのです。
まさに、コストゼロでベンチャー企業ならではの採用手法を自力で構築し、かつその過程でブランディングを実現した、素晴らしい成功事例といえるのではないでしょうか。
BP社のこの事例は、ふたつの成功の要因を持っていると思います。
大手企業は注目しないが向上心のあるエンジニアは注目していた「Python」を、企業としていち早くすくいあげたのは、柔軟で、軌道修正が早いベンチャーだからこそとれる戦略でした。ただし、同じキーワードをほかの会社が採用しても、うまくいくとは限りません。キーワードには「旬」も「相性」もあります。何より、そのキーワードが会社の将来そのものである以上、選定には綿密な思考・検討が必要です。
広告やPRといった手段は、ある程度名の知れた企業が使ってこそ価値があります。まだブランドのないベンチャー企業は、たとえ大企業と同じ予算をかけても 効果が出にくく、コスト対効果の面で見合いません。勉強会、Blog、Twitterといった低コストのコミュニケーションツールを駆使してダイレクトに発信することは、伝わる範囲は狭くても強い「つながり」を生みます。ベンチャー企業の採用とブランド構築に必須の戦略といえるでしょう。
→キーワードの発掘と、草の根コミュニティ活動をお手伝いするのがF-Questです。
次回は、そんなBeProudを率いる佐藤社長の、経営哲学に迫りたいと思います。
参考リンク:
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かさぎ
約10年前、新卒で入社した大手企業ではどうしても自分の居場所が見つけられず、「このままでは自分がだめになってしまう...
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