株式会社F-Quest > 【連載】せんとくんのモテを考える - 第1回 せんとくんにみるモテ戦略

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2009年06月08日 00:00

せんとくんのモテを考える
第1回 せんとくんにみるモテ戦略 * * * *

by かさぎ

Tags: モテる会社の作りかた せんとくん モテ

  • 第1回 せんとくんにみるモテ戦略

こんなニュースを発見。

 

せんとくん 「可愛くない」から一転、人気に(毎日新聞)

 

平城遷都1300年祭の公式マスコットキャラクターであるせんとくん

せんとくん

 

実は登場したときから、 悪くないかも、とおもっていたのですが。 ようやく、世間も私のセンスに追いついてきたらしい!

というのは冗談で、 昨年登場したときには 「キモイ」だの「子供が逃げる」だの「税金の無駄遣い」だの さんざんな言われようだったせんとくん。 それが、1年たって、なぜ人気になってきたのでしょーか?

この記事では、 「マスコミに騒がれたから認知度が高まった」 なんて言っていますが、 私は違うと思うのですよ。

せんとくんはなぜ突然モテだしたのか!?

せんとくんが今頃になって人気になってきた理由は、

  1. もともと強い個性を持っていたから
  2. その個性を、他人からのバッシングで曲げようとしなかったから

の2点につきるんじゃないでしょうか。

そりゃ、マスコミで取り上げられたことは 結果的に見ればプラスに働いているかもしれません。 でも、騒がれている最中の関係者へのプレッシャーは大変なものだったと思います。 奈良県(市?)の担当者も、キャラクターデザイナーも、 関係者みんながいっせいに責められて、 それはもう理不尽につらい思いをしたのではないでしょうか。 ライバルのまんとくんが登場したこともあり、 「やっぱりせんとくんはやめて、新しいキャラクターにします!」 なんていう展開も十分ありえたはず。

まんとくん

 

でも、そこをグッとこらえて、 せんとくんはせんとくんのまま、なんの修正も変更も加えずに 平城遷都1300年祭のキャラクターとして継続しました。

そうすると、みんなの気持ちに何が起こったか?

なんかね、多分、慣れちゃったんだと思うのですよ。 最初はあまりの強烈さにビックリして拒絶反応を示したけれど、 ずっとそこにいるので、だんだん慣れちゃった。 しかもよく考えてみたら、さんざんバッシングされていたのに、 それに負けず変わらないでがんばっているわけですね。人間、他人をけちょんけちょんにけなすと、 罪悪感のようなものがうまれて、 チャンスがあると挽回しようとするらしい。そっか、そこまで言われてもそれでいくんだ。 だったら、何か一目ではわからない価値があるのかもしれない。 「まぁ、見慣れてくると悪くないかな…つーかむしろ味があるかも」 という、逆方向に気持ちが振れてきたのです。

もともとが非常に個性の強いキャラクターだったので、 一度逆に振れると、その振れ幅も大きいのでしょう。 プラスの方向であらためて眺めてみれば、「キモカワイイ」という、 女子高生が好きになりやすいポジションでもあります。

せんとくんが好きだから言うわけではないですが、私はこの、せんとくんのモテ戦略はすごく正しいというか、モテの基本だと思うのです。

大事なことは2つだけ。

  1. 他とはちがう個性を持つこと
  2. 他人からなんといわれようと、その個性をキープして、誇りを持つこと

せんとくんじゃない生身の人間や企業でも、 このルールを踏襲するだけで、必ずモテるようになるはずです。 というか、このルールに従わなければ、モテといっても表面的なモテしか得られないと思うのですよ、いやまじで。

というわけで、連載「せんとくんのモテを考える」シリーズ。次回は、どうやったらせんとくんのモテ戦略を応用してモテを実現できるのか、具体的に考えてみたいと思います。

  • 第1回 せんとくんにみるモテ戦略

この記事の執筆者

代表取締役 かさぎ 34歳

約10年前、新卒で入社した大手企業ではどうしても自分の居場所が見つけられず、「このままでは自分がだめになってしまう...

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