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2009年04月22日 23:59

自己啓発書嫌いにこそおすすめしたい『必ず最善の答えが見つかる クリエイティブ・チョイス』by 堀内浩二さん * * * *

by かさぎ

Tags: 会った!見た!聞いた! 読書

『必ず最善の答えが見つかる クリエイティブ・チョイス』

という本を読みました。

Amazon.co.jp: 必ず最善の答えが見つかる クリエイティブ・チョイス: 堀内 浩二: 本:

 

実は、自己啓発書の類が、私はあまり好きではありません。
だって、書いている人の立場や価値観から
テキトウな「心がけ」とか「コツ」をとくばかりで、
深い裏づけがない、表層的なものが多いんだもの。
そういうのを読むと、私の人生とあなたの人生は違うんだし、
あなたの価値観無理に押し付けられても困るのよー、と思ってしまいます。

ヘタな自己啓発本を読むよりは古典長編小説を読んで、
そこに描かれている他人の人生から自分なりの解釈や教訓を読み取るほうが
よほど有益だ、と常々思っているわけです。

で、『クリエイティブ・チョイス』。

実は、自分で購入したのではなく、知り合いの方からいただきました。
自己啓発書か、うーん、、、と思いながら期待せずに開いたわけなのですが・・・

ごめんなさい!

これ、自己啓発書じゃないです。

自己啓発書っていうよりも、
自立したオトナのための「自己分析書」じゃないかと思います。
少なくとも、私にとっては。

テーマの「創造的な選択」は、
「選択」という言葉で通常イメージする、
与えられたものからひとつを選ぶ受身の行為ではなく、
選択肢を創り出したり目的を設定しなおしたりするところまで含む、
ものすごく主体的な、まさにクリエイティブな行為
として定義されていいます。

この、テーマの設定からして既に単なる自己啓発書ではないのですが、
更にすごいと思うのは、本章。

この本に書かれているのは「どうすべきか」の単純な答えではありません。
「どうすべきか」ではなく、「どのように思考したら良いのか」が、その理由と一緒に、
丁寧に示唆されているのです。

ひとりひとりが人生に求めるものや、価値観は違う。
だから当然、それを実現するための方法=選択肢や選択の仕方も違う。
それを大前提にしたうえで、
どうしたら求めるものを見つけ、実現できるのかの「方法」ではなく
「方法の見つけ出し方」をとても丁寧に書いているのです。

これは、おそらく筆者の堀内さんご自身が
これまでの人生でその問いを繰り返してきたからこそ蓄積されてきた
「問いの作りかた」のノウハウをベースにしているのでしょう。
だからこそ、多くの先人のロジックを紹介しながらも
そこに力強い一貫性と説得力があるのです。

夜中に読みながら、メモ帳とペンを片手に
何度も思索にふけってしまいました。

個人的に、特に共感した部分をいくつか抜書き。
(他にもたくさんあるのですが、ありすぎて書ききれません。)

  • いってみれば「わがままに筋を通す」必要があるのです。
  • 個人的な思い入れが社会を動かす
  • 聞き手が語り手の問題意識を「我がこと」として感じたとき、聞き手は語り手に「共感」します。聞き手が、この「我がこと」は「皆のこと」でもあると感じたとき、聞き手は語り手の「大義」を感じます。
  • 個人的な「情熱」も、突き詰めていくと他人から共感される「価値」につながる。
  • 選択の結果が自分にもたらした価値は、あとから解釈し直せる。ということは、ある選択が創造的であったかどうかは、選択の瞬間には定まらないということですね。どのような選択肢を思いつくか、その結果がどうだったかということより、それをどう意味づけるかという点において、われわれの創造性は問われるので す。
  • リスクをとらないという最大のリスク


なんかもう、筆者は、私のこれまでの経験を全部知っていて、
そこから得た教訓を全部まとめて本にしたのではないか!?
というぐらい、自分の経験則に合致する、
説得力のある内容でした。
(特に最後のは、かつて私の人生を変えた考え方です。)

道に迷ったとき、選択の岐路に来たとき、
必ず手に取りたい本と出合えたことに、感謝。

この記事の執筆者

代表取締役 かさぎ 34歳

約10年前、新卒で入社した大手企業ではどうしても自分の居場所が見つけられず、「このままでは自分がだめになってしまう...

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