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2009年03月29日 11:26

『ぐるなび 「No.1サイト」への道』 * * * *

by かさぎ

Tags: プライベートの話 読書

先日、『ぐるなびNo.1サイトへの道』 という本を読みました。

実はF-Questは、ぐるなびを強く意識してサービス設計をしています。

飲食業界におけるPRのスタンダードであるぐるなびのように、

ベンチャー業界における採用のスタンダードになりたいし、

それまでブラックボックスだった飲食業界のPRをぐるなびがクリアにしたように

まだブラックボックスとなっているベンチャー企業の魅力とリスクが

もっと一般に伝わり、かつそれによって企業が魅力を高める努力をするような

情報提供をしたい、と思ってやってきているのです。

レストランに行くときに、ぐるなびで情報を調べるように

ベンチャー企業の情報をF-Questでチェックできたら。

 

で、「ぐるなび No.1サイトへの道」。

ぐるなび創始者の滝会長による、立ち上げ(というより背景)から

現在に至るまでの試行錯誤の道のりの回想録ですが、

Webサービスに携わったことのある人間にとって、

これほどリアルで面白いものもないのではないでしょうか。

途中、社員による「あの時はこうだった」的な回想もふんだんに盛り込まれていて、

同じ出来事をビジョナリーである滝会長の視点と

営業やサービス運営の現場で試行錯誤する社員たちの視点と

両方で見られるのが非常に興味深いです。

 

10年近く、Webサービスの立ち上げに取り組んできた人間として、

業界の先達である「ぐるなび」がたどってきた試行錯誤の内容ひとつひとつが、驚くほど身近に感じます。

たとえば、「メディア化には、売り手市場にできるかどうかということが非常に重要だ」とか、

AE型営業への移行にまつわるエトセトラだとか、

サイトのリニューアルのコンセプトづくりと、それを実現するまでの苦労話など。

成功した企業の回想録なので重苦しい話はそれほど具体的には書かれていませんが、

実際にITベンチャー企業でトライ&エラーを繰り返した経験がある人には、

会社の雰囲気も含め、リアルにその苦しさと達成感を想像できるような話であるはずです。

全員をヒラ社員に戻すという思い切ったやり方や

社内懸賞によるアイディアの募集とチーム編成などの経営手法も、興味深い。

 

更に、滝会長の出身が電鉄業界というのも私との共通点で、

「駅は単なる通過点ではなく、人が集まる場所、すなわちメディアとなるべきだ」

という発想も同じであることに、強い縁を感じてしまいます。(勝手にですけどね。)

でも、私がそれを考えたのは大学時代の就職活動のとき、つまり12年前。

滝会長は私の父とほぼ同年代ですから、もう30年以上も前にそんなことを考えたことになります。

その時代にそのような発想ができる先見性、自由なものの見方には脱帽というか、

もう、ぜひ一度お会いして教えを請いたい!と思ってしまいます。

いつか、もう少しF-Questが成長したら、お会いできるかな?

 

とにかく、非常に面白くて、F-Questにとっても参考になる本でした。

 

この記事の執筆者

代表取締役 かさぎ 34歳

約10年前、新卒で入社した大手企業ではどうしても自分の居場所が見つけられず、「このままでは自分がだめになってしまう...

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